ども、管理人です。
本当なら今日は、予告どおり、FWPの日でした。
予約もしていたんですけど、なんだか気分的に、こっちのお話のほうを出したくて。
取り消して、明日に回しました。待っていた方、本当済みません。
そんなわけで、何だよ、FWPじゃないのかよ!と言う方には、来てくださって申し訳ないのですが、今日突発的に書きたくなってしまって、書き上げた(←バカ)お話は、例によって一番下です。
たぶん、私、忙しくてやさぐれているんです。
だからきっと、こんなお話を自分が読みたかっただけなんです。
以下、拍手お返事です。
拍手のみの方も、ありがとうございます。
朔夜さま
「また、枕?」じゃないですよ。それは、考えていなかった・・・。
まあ、こう、幸せなのっていいじゃないですか。ケンカしているより、ずっといいじゃないですか。
だから、甘々なのをと、思ったんですけどね。もっと、激甘にしたかった・・・。
二週間、お疲れ様でした。ゆっくりと身体を休めてください(笑)
青太郎@布団の中で考えたさま
青太郎さん、力ずくすぎ(笑)!!
それに、どうしても「静留=魔王一味」から逃れられない御様子ですね!魔王、ダメダメ!
世界平和までこのお話は続かないと思うし、たぶんまた途中で終わってしまいますよ、きっと・・・。
さっき書いていた続きは、面白くなくて、没にしてしまったし。
そろそろ、ネタ切れの予感。
ケロさま
ほう!してみたいですか?されてみたいではなくて?
そこには女の子のロマン(以下略)が、気になります。なので、勝手に補完。
またまくら。
またのあいだにあたま。
あたまでまたをぐりぐり。
・・・・・・申し訳ありません。
ええとですね。
ほんとうなら、「短めシリーズ」にのせようと思っていた話なんです。
犬の話の、ある意味続きみたいなもんなのですけど。
「犬の話」なつきSIDEみたいな。・・・そう、「短め11」って、実はタイトル、これなんです。
凄く何だか書きたくなって、でも、話を詰め込みすぎて、お話的にどうかな?と思って、結局、いつも通り、ここにくっつけてしまいました。
何だろう。急に、書きたくなったんです。仕事中。(だから、ミスするんだね、私・・・)
無理矢理分ければ、二つのお話には出来るんですけど、力不足で出来なくて。
内容には賛否両論あると思いますが、少々暗めです。ですが、少しいつも通りの部分もありまして。
なので、苦手な方(何が?)注意。そして、短くはないです。ちっとも。
「・・・淫乱な子ぉや」
気だるさに身を委ね、まどろんでいたなつきの耳には、確かにはっきりとそう聞こえて、眠かった頭が一気にスッと覚めた。
「・・・静留、今」
「起きてはったん?」
「うん・・・」
振り返ろうとしたが、隙間なく背中から覆いかぶさるように抱き締められているうえに、腕が首にしっかりと巻きついたままなので、仕方なく前を向いたまま話し続けた。
「今・・・淫乱って聞こえたんだけど」
「言うてへん」
「言ったぞ」
「独り言やろか。産卵する鮭について、考えておったから」
「全然違うだろ、淫乱と産卵では」
「そう言えば、ランランの事も思い出してましたな」
「いや、語尾しかあってないし。パンダだし」
「うち、混乱しとって」
「だから、意味わかんないし。どうしてそう、韻を踏むんだ?」
誤魔化そうとしているだけなのか、それともただ単にからかわれているだけなのか、なつきにはわからなくて、俯くとすぐ傍にある白い腕にそっと唇を落とした。
「静留。その・・・それって、もちろん私が、って意味だよな」
「・・・堪忍」
「それは、発言を認めたってことか?」
「・・・そやかて、うちが悪いんや!」
先程までの惚けたような口調とは打って変わって、自分を責めるように強く言い放たれた言葉に驚いて、身体がピクリと動く。
「静留?」
「・・・うちが、あかんのや」
「・・・どうして?」
「・・・なつき。うちな・・・」
熱い吐息がかかっていた首筋に、柔らかい唇が押し付けられたかと思うと、硬く尖らせた舌先がそのまま這い上がって耳朶を舐め上げ、それから穴の奥深くまで侵入してきた。
「・・・っ!し、静留・・・!」
ついさっきまでその舌で、その指で、何度も極限まで高められていた熱が再び舞い戻ってくると、いとも簡単に、なつきの意識を攫っていく。
結局一方的に快楽を与えられ、過呼吸になりかけた自分の身体を落ち着かせてから、諦めずに再び問い詰めた。
「・・・それで、さっきのことだけど」
「・・・・・・」
「謝る意味が、よくわからないんだ。その・・・考える余裕も、今はなかったわけだけど」
「・・・堪忍」
「だから、謝るな。淫乱って、その」
「淫らに乱れると書いて、淫乱どす」
「それぐらい、知ってる」
「うち・・・なつきの身体を、こないにしてしもうて」
「え?何?・・・身体?」
汗のひいた肌が急に寒さを感じて、静留へ寄り添うように身体を密着させる。
向かい合ったまま自分を見つめるその目には、どこか怯えた色が浮かんでいた。
「静留?」
「・・・なつき、うち以外に触られても、こないに感じるやろか」
「・・・は?」
「そやかて、何も知らない身体を、ここまで開発したのはうちやし。どこをどないに触ればええのか、うちは良く知ってますけど、それでも心配なんや」
「何を訳の分からないことを・・・。だいたい、開発って何だ、開発って!」
「ほな、開拓」
「それも、違うだろ」
冗談めかして言っているわりには、静留の瞳は真剣で、もっと体温を直に感じられるように、しっかりと密着して抱き締める。
触れ合った肌から伝わってくる静留の鼓動が、早い。
「・・・うち、なつきが他の人間とこないな事するのを想像するだけで、狂ってしまいそうや」
「ちょっと待て。どうしてそう、話が飛躍するんだ?他の人間って、どうしてそんな事を考える?」
「・・・・・・」
「・・・全く」
たまに静留が自分達の未来を勝手に想像して結論づけて、一人で悩んでいることがあることは知っている。
今の幸せな生活が、この先もずっと続くかどうかという怖れ。
何度好きだと伝えても、その心が変化することへの怖れ。
いつか自分が、静留から離れて男性の元へと走ってしまうのではないかという怖れ。
その恐怖は、相手を信じるということとはきっと、別の問題だ。
鼻をすり寄せて、至近距離からその瞳を覗く。
「・・・静留。何度も言ったけど。・・・私は、ずっと静留の傍にいるから」
「・・・・・・」
「私が、決めたんだ。自分にとって、静留が一番大事で、一緒にいたいって思うから、ここにいるんだ。誰に強制されたわけでもない」
「・・・知ってます」
「不安になるのは、わかるんだ。私は何ひとつ、静留に確かなものはあげられないし」
「・・・なつきから、うちはいろんなもの頂いてますさかい」
「なら静留は、それ以上何を望む?」
身体を起こして上になると、抱き締めたまま見下ろして、その頬を両手で包み込む。
安心させてやりたくても、いつも言葉が足りなくて、結局は歯痒い思いをさせている。
変に言葉を飾ろうとして失敗するよりは、素直に気持ちを伝えたほうがいいと、よくわかっているのに。
「静留」
「・・・・・・」
「好きだ」
「・・・・・・」
「不安なら、何度でも言ってやる。大好きだ、静留」
「・・・・・・」
「私がこんなに想っているのは静留一人だけだし、これから先も、そうだ」
「・・・・・・」
「前に言ったよな。静留が私のことをどう思っていようと、私は静留の傍にいるからって。その気持ちが変わることは、ないと思う。毎日一緒に過ごしていくたびに、心の中で静留の存在はドンドン大きくなっていくんだ。だから、離れることなんて、もう考えられない」
「・・・なつき」
「こんなに自分が他の人間を想うことが出来るなんて、静留に会うまで気付かなかった。私にとって・・・本当に大切な存在なんだ」
細められた瞳から零れ落ちそうな雫を、そっと指で拭う。
押し殺したような嗚咽が漏れるその唇を優しく覆って、自らの体内へと吸い取る。
全部、包んであげられるといい。
静留の悲しみも、不安も、怖れも、全てのものを。
「・・・っ・・なつき・・うち・・」
「好きだよ、静留」
「・・・うちもや」
「ん」
涙をいっぱいに溜めて、子供のように無垢な瞳で見上げてくる静留を、全身でしっかりと抱き締める。
その肌の温かさは、心の奥底までしっかり届いて全てを溶かしてくれる。
全く異なる他人同士がこのように触れ合って、同じ想いを共有することが出来るなんて、奇跡以外の何者でもない。
だからこそ、この想いは大事にしたい。
私は、静留と共に生きていく。
自分から、深く口付けた。
答えるように差し出されてきた舌を吸ってから、もう一度同じ言葉を耳元で囁く。
それから、くすぐったいと言って嬉しそうに笑う静留の額に、そっと優しくキスをした。

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Date:2008/05/21
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